英検1級合格へ
上村智香子


「知る人ぞ知る茅ヶ崎方式」をはじめて知ったのは、英検1級に合格する半年前でした。
それまで、どんな英検攻略本を勉強しても、1級には届かなかったのです。
3度も不合格の涙を呑み、英検だけの勉強をしても、1級には受からないと悟りました。
そこで、恩師に相談し、教えてもらったのが茅ヶ崎方式でした。
幸い自宅から徒歩10分の「西谷校」では、上級クラスが始まったばかり。
快く立林洋子先生は受け入れて下さいました。
以前、高校の教壇に立っておられた立林先生には、わからない文法を納得のいくまで指導していただきました。
以下、1級合格までに私がかさねてきた勉強法を紹介したいと思います。


1.シャドーイング
茅ヶ崎方式の上級3を繰り返し聴き、前文をイメージ出来るようにし、シャドーイングする。これは英語の構造を理解すると共に、発音、イントネーション、
さらにリスニングの力が驚異的に伸びます。

2.リテンション
シャドーイングが出来るようになったら、英文を一文ずつ区切り、テキストを見ず繰り返す。聴いた英文をそっくり繰り返すので、とても難しいいですが、
この方法でリテンションの力がUPしました。リテンションは英文を頭に短時間記憶してアウトプットするので、英検の長文リスニング対策に抜群の効果を発揮しました。クラスでは、一人が一文を音読し、再生していくので、かなりの集中力とリテンション力がついたように思います。

3.ディクテーション
クラスで私の大の苦手なディクテーション。これはリスニングの弱い私にとって、避けて通れない道でした。前置詞が抜けたり、単語が聞き取れなかったり、苦労は今でも続いています。
でも間違いがわかり、次にその英語に出会った時、すっと理解できる「おいしさ」を知ってからは、諦めずに続けるようにしています。

4.単語帳を作る
英検用の出る単をまず繰り返し覚える。それだけでは本当の単語力がつかないので、毎日英字新聞(私はDaily Yomiuriでした)とNews Weekを読みました。
わからない単語にアンダーラインを引き、余白部分に訳を書きました。
それを切り取り、スクラップブックに張りました。あまり欲張ると長続きしないので、
少なめに、貼っていきます。
また、何度繰り返しても覚えられない単語だけは、中学生や高校生が使っている単語カードを作り覚えました。
はじめは単語カードなんて、と馬鹿にしていましたが、結局はそれが一番の早道のような気がします。私は30代後半なので、暗記に苦労します。
覚えても端から忘れてしまいます。ならば、人の倍以上の勉強すればいいのだと一念発起し、早朝2時に起きて机に向かいました。
当時準1級にも及ばなかった私は、これを四年間続けました。子供が幼稚園に通い始め、朝が一番落ち着いて勉強できたのです。
電話のベルも鳴らず、静かで最高です。単語に関しては、夜寝る前に一応暗記し、朝起きてすぐにおさらいします。(寝る前は声を出し暗記、早朝は静かに書いてみる、が鉄則です)これはNHKの「ためしてガッテン」で紹介された方法ですが、単語の定着率がいいのには驚きました。お勧めの単語攻略法です。

5.図書館を利用する
昼間は図書館に毎日通いました。主婦になると、昼の自宅は自分だけのお城になり、甘えがでます。
やらねばならない家事から抜け出し、ストレスを軽減するためにも、図書館は有効でした。
家事は、子供のいる時間に済ませました。「助かるわ、ありがとう」の一言で子供も気持ちよくお手伝いしてくれ、一石二鳥です。
図書館では声が出せないので、読解や文法に専念しました。家ではリスニングと音読です。音読は今でも欠かせない勉強法の一つです。



私の英語勉強方は一言で言うと、パッチワークです。良いと耳にしたものは、何でも試し、自分が楽しいと思える方法を全て取り入れました。
楽しみながら勉強したいと思いました。大好きな英語を「英検を合格をするため」だけで嫌いになりたくなかったのです。それでも自分の進歩が見えず、
悩み続けました。合格できない理由はどこにあるのか考えました。英語の勉強は人との競争ではなく、自分との闘いだと気づきました。
恩師がおしえてくれました。「英語は決してあなたを裏切らない、やった人だけが到達できるのだよ。」と。だから諦めずに続けました。
そしてこれからも続けます。大事な事は、何でも相談できる恩師を持つことかもしれません。
私にとって「恩師」は先生だけでなく、時に友人だったり、後輩だったりもします。
その恩師のもと茅ヶ崎方式の教室に通う日々がまだ続きそうです。
◆茅ヶ崎方式横浜西谷校